長野、岐阜両県境の御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)で起きた戦後最悪の噴火災害を受け、政府は、常時監視している47活火山について、関連する全自治体に避難計画の策定を求める方針を決めた。
現在は、火口周辺ののべ130市町村のうち110自治体で、避難計画が策定されていない。政府は、内閣府の防災担当職員らを派遣して計画策定を加速させる考えで、今年度の補正予算案に関連予算を盛り込むことを検討している。
避難計画は、入山規制や危険の周知、避難の方法などを定めたもの。災害対策基本法に基づく防災基本計画で、避難計画の策定を推進するとされているが、法律上の義務はない。
内閣府によると今年3月末現在、すべての関連市町村で策定が完了している活火山は、熊本県の阿蘇山や東京都の伊豆大島など7火山にとどまっている。御嶽山周辺の4市町村でも、避難計画があるとされたのは岐阜県高山市だけだった。
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