2014年12月12日星期五
ガンバの3冠達成か、山形の初の日本一か ~12月13日、横浜で初の天皇杯決勝~
第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会はいよいよ大詰めを迎え、12月13日の横浜・日産スタジアムでの決勝戦で、国内タイトル3冠達成を狙うガンバ大阪(J1)と、クラブ初の栄誉に挑むモンテディオ山形(J2)が対戦します。
ガンバ大阪は今シーズン、すでにJリーグヤマザキナビスコカップとJ1の2冠を手にし、連覇した第89回(2009年度)以来となる通算4度目の天皇杯優勝で、第80回(2000年度)の鹿島アントラーズ以来2クラブ目となる3冠獲得を狙っています。
今季JリーグMVPを受賞したMF遠藤保仁選手、日本代表チームメイトでもあるMF今野泰幸選手が中盤を支え、今季公式戦17ゴールのFW宇佐美貴史選手と、シーズン途中の加入ながら公式戦12ゴールのFWパトリック選手も好調です。
J1復帰1年目で今季のリーグ最少タイという失点の少なさも、ガンバの好調の要因の一つで、FIFAワールドカップによるリーグ戦中断明け以降、チームは5連勝後に1敗1分けを挟んで7連勝をマーク。シーズン終盤は5戦負けなしで、リーグ優勝を手にしました。
2冠を達成して、3冠獲得へ向けてのチームのモチベーションは高いと選手たちは異口同音に語り、今野選手も「2冠を獲っても、次に負けると悔いしか残らない1年になる。だから油断はない」とキッパリ。「延長もPKもあるので、最後に相手より1点上回っていればいい。決勝が楽しみ」と話しています。
一方、初の決勝進出で日本一のタイトルに挑む山形も、12月7日のJ1昇格プレーオフ決勝でジェフユナイテッド千葉を下して、4シーズンぶりのJ1復帰を決めたばかりで勢いがあります。
終盤には天皇杯とリーグ戦を並行して戦いながら、山形のトレードマークでもあるハードワークと粘り強さで結果を残してきました。また、天皇杯ラウンド16では、J1のサガン鳥栖を延長で退けるアプセットを演じています。
天皇杯準決勝ではDF當間建史選手を出場停止で欠き、プレーオフ決勝では負傷を抱えていたFWディエゴ選手をベンチに置く厳しい状況でしたが、代わりに先発したDFイ・ジュヨン選手やFW林陵平選手らがその都度活躍を見せて、チームの選手層に厚みが出ています。
決勝戦にはMFキム・ボムヨン選手を警告累積による出場停止で、また、ガンバから期限付き移籍中のFW川西翔太選手を契約上の理由で欠くものの、リーグ戦14ゴールでチーム得点トップのディエゴ選手が復帰。元ガンバFW山﨑雅人選手、右MF山田拓己選手の攻撃陣をはじめ、中盤で攻守を支えるMF宮阪政樹選手らが健在です。プレーオフ準決勝でアディショナルタイムのヘディングで決勝点を叩きだしたGK山岸範宏選手も、堅守と存在感でチームを牽引しています。
今季主将を務めているFW山﨑選手は古巣との対決を前に、「ガンバは力のある強いチーム。その相手にどこまでできるか。チャレンジ精神でアグレッシブにやりたい」と、気合十分です。
両者はリーグ戦ではJ1、J2通算でガンバが6勝1敗1分けとリード。天皇杯では過去3度対戦があり、成績はガンバの2勝1敗ながらも、第78回(1998年度)大会3回戦では石﨑監督のもとで山形が2-1の勝利を収め、前回対戦の第87回(2007年度)大会4回戦でも両者はPK戦までもつれる激闘を演じています。
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