2014年12月10日星期三

牛丼値上げ、吉野家社長「企業努力では対応できず」

吉野家ホールディングスは9日、牛丼店「吉野家」の牛丼など25商品を17日午後3時から値上げすると発表した。米国産牛肉の価格高騰を受け、牛丼の並盛りは80円高い380円になる。「デフレの勝ち組」とされた低価格の外食チェーンは円安による原材料費の高騰や人手不足に伴う賃金上昇で収益環境が悪化している。吉野家の値上げはほかのチェーンにも影響を与えそうだ。 米国産牛肉は2010~12年の干ばつで出荷量が減少。中国など新興国の需要増加や急激な円安も加わり、ここ1年で価格が2倍に上昇した。吉野家の15年の調達コストは14年比で100億円ほど膨らむ見通しだ。記者会見した河村泰貴社長は「企業努力では対応できない」と述べた。  25商品の値上げ幅は30~120円。牛丼大盛りは90円高い550円、牛カルビ丼並盛りは100円高い590円となる。10月29日に2年目の販売を始めた鍋商品「牛すき鍋膳」は630円で据え置くものの、河村社長は「客数に(マイナスの)影響がある」と話した。 吉野家の業績は11月まで4カ月連続で既存店売上高がプラスと堅調。11月は19.5%の伸びを確保した。牛すき鍋膳は13年12月に発売した第1弾が半年間で約1400万食を売るヒット商品となり、40円上げた第2弾も高齢者や女性など新たな客層の獲得に貢献している。牛丼の客離れが進めば、鍋メニューへの依存度が高まる。鍋商品の販売を休止する15年夏をにらみ、既存商品のてこ入れや新しいメニューの投入が課題になる。  14年3月まで横並びだった牛丼大手の並盛りの価格は290~380円に上がっている。収益環境の悪化を受け、「すき家」のゼンショーホールディングスは15年3月期の連結最終損益が赤字に転落する見通し。15年2月期の増収増益を見込む吉野家も連結売上高営業利益率は1.9%にとどまる。ゼンショーは「価格改定は常に検討している」と含みを残す。  食材コストの上昇を受け、ちゃんぽん店「リンガーハット」や中華料理店「餃子の王将」も値上げに踏み切った。外食各社は客数の減少と収益改善をてんびんにかけた判断を迫られている ノースフェイス タトラス avirex ショット トリッカーズ tumi マムート フィデリティ coach

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