2014年10月19日星期日
福士蒼汰&山崎紘菜「また立ちたい」世界の大舞台!ローマ国際映画祭でレッドカーペット
【ローマ18日(日本時間19日)=内野小百美】開催中の第9回ローマ国際映画祭のコンペ出品作「神さまの言うとおり」(三池崇史監督、11月15日公開)に主演した福士蒼汰(21)とヒロインを務めた東宝シンデレラの山崎紘菜(20)が、海外デビューを果たした。国際映画祭は初参加にもかかわらず、流ちょうなイタリア語や英語を使ってあいさつ。念願のレッドカーペットを踏みしめた公式上映では、4分間のスタンディングオベーションが続く盛況ぶり。興奮と感動の連続だった2人は「必ず再び映画祭の場に」と飛躍を誓った。
イタリアを始め、ヨーロッパで熱狂的なファンが多い三池監督。14日に完成したばかりの新作は、R15指定の問題作。教室に首なし死体があふれ返るショッキングな冒頭シーンにも、三池ワールドを知る約1000人の客席から起きたのは悲鳴ではなく、笑いだった。2人は極限状態で生死をかけるゲームに挑む役を演じた。
「こんな体験、人生でそうない」(福士)、涙ぐみながら「夢のよう」(山崎)と4分を超えるスタンディングオベーションは鳴りやまなかった。ローマ映画祭は3度目の監督を含む3人が入場した際も、観客はスタンディングオベーションで迎え入れた。いかに愛されている存在かが分かるようだった。
記者会見では、2人とも特訓したイタリア語と英語を操り、映画祭参加への喜びを語った。昨年「あまちゃん」で大ブレークした福士だが、映画で海外で活躍する強い気持ちを持ち続けてきた。「初めての映画祭にレッドカーペット。すべては夢の実現。1分1秒も無駄にしたくない」。浮かれた様子はなく、決意表明のようにも見えた。
この日のために髪を金色に染め、セクシーな黒のドレスを着こなし、海外カメラマンの注目を集めた山崎も、堂々としたもの。「こんな機会に恵まれて幸せ」171センチの長身が、レッドカーペットによく映えた。
この日午前のプレス試写もほぼ満員。23歳の男性は「感想を一言で伝えるのは無理。ショッキングでクレージーだが描く世界が深い」と答えた。人気漫画の映画化。三池監督からは「いまの日本の映画は、自由でエキサイティングな漫画の世界に後れを取っている」と認める発言も出た。
ゲームで勝つしか生きる方法がなく、目の前で人が瞬時に殺されるシーンはショッキングだ。しかしいま、明日の命も分からない天変地異が実際に起きている。監督が描きたかったのは「一瞬を懸命に生きる尊さ」だった。
夢のひとつをかなえた福士が「次の映画祭では登場時に大きな歓声が沸くような、そういう役者になっていたい」と言えば、山崎も「一生忘れられない体験。必ずもう一度ここに戻ってこられるよう頑張らないと」。まだ21歳と20歳と若い2人だが、次の目標へ確かなスタートを切った。
◆福士 蒼汰(ふくし・そうた)1993年5月30日、東京都生まれ。21歳。10年にスカウトされ芸能界入り。翌年「美咲ナンバーワン!」で俳優デビュー。同年「仮面ライダーフォーゼ」主演。昨年NHK「あまちゃん」でブレーク。現在、日テレ系「きょうは会社休みます。」に出演中。身長183センチ。
◆山崎 紘菜(やまざき・ひろな)1994年4月25日、千葉県生まれ。20歳。第7回東宝シンデレラ(11年)で審査員特別賞。翌年「僕等がいた」で映画デビュー。昨年の東京国際映画祭でナビゲーター、今年の全国大学ラグビーフットボール選手権でイメージモデルを務めた。特技は走り高跳び。身長171センチ。
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