2014年11月1日星期六
国蝶オオムラサキ
オオムラサキとは、どんな蝶?
嵐山町では『オオムラサキ』を町のシンボルに掲げています。このオオムラサキとは昆虫のうち、蝶(ちょう)の仲間です。では、どのような蝶なのでしょうか。ここではまず、オオムラサキに関する基礎的な知識を紹介しましょう。
■種名
生きものにはそれぞれ種名があります。種名のうち、日本でふだん使用されている呼び名を「和名」と言います。和名は、日本各地に存在した呼び名(地方名)のうちのひとつが全国的に広まったものや、図鑑などに掲載されて一般的になったものです。和名には特段決まりごとは無く、慣例により使用されている名称です。種類によっては複数の和名があるものもいます。
和名とは別に、世界共通の名称として「学名」があります。通常はラテン語により、属名と種小名の2つを組み合わせて表記されます。動物の場合は「国際動物命名規約」に従って、原記載論文等により学名が与えられます。
また、種類によっては英語による「英名」が存在することもあります。ただし、日本のようにひとつひとつの種に対して学名以外の名称を設けている国はほとんどないのが実情です。このため和名は、日本人がいかに小さな生きものへ昔から興味を注いできたかの表れと言えるでしょう。
ちなみにオオムラサキの種名については、次のとおりです。
和名:オオムラサキ
学名:Sasakia charonda (HEWITSON,1863)
英名:Great purple emperor
学名のうち、属名である「Sasakia」は、日本昆虫学の先進である佐々木忠次郎博士に、種小名である「charonda」は紀元前イタリアの学者カロンダスにそれぞれ献名されたものです。
オオムラサキは、イギリス人の園芸家フォーチュン(R.FORTUNE)により1861年に神奈川県横浜付近で採集された標本を基に、イギリスの昆虫学者ヒュイッツソン(W.C.HEWITSON)により、Diadema属の新種として1863年に記載されました。その後1896年、イギリスの昆虫学者ムーア(F.MOORE)により、オオムラサキを基準種としてオオムラサキ属Sasakiaが新設され、現在の学名となっています。
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