2014年12月28日星期日

30歳代御曹司と、1000万人の中国妻妾が繰り広げる格差の饗宴

●中国の愛人は1000万人 高級ブランド品の3割を購買との試算  中国のぜいたく品(高級品)購買力はいまや世界一といわれるが、その3割はアルナイ(二に、女ヘンに乃)と呼ばれる愛人(妻妾)が購入しているという試算結果を在米の中国評論家、伍凡氏が発表した。 世界ぜいたく品協会は今年2月1日、中国人が旧正月(春節)期間中、海外旅行で高級品を中心としたお土産を購入した金額は72億ドル(約5760億円)に達し、過去最高を更新し世界一のぜいたく品消費国になったと発表している。 それらの高級品はブランドものの高級時計やバッグなどの皮革製品、化粧品や香水などだ。これについて、伍氏は「全体の3割に当たる約21億ドル(1680億円)は中国共産党・政府の幹部が、自身が囲っているアルナイ(愛人)のために購入したものだ」と主張する。 伍氏によれば、中国の幹部にとって、アルナイを囲うことは自身のステータスのアップに通じており、「幹部は競ってアルナイを囲い、多い人は数人もアルナイを囲っている」と指摘する。中国内陸部・山西省では、ある高級幹部が一人で10人ものアルナイを囲っていた例もあるという。 また、頻繁に中国大陸に出張したり、事業を営む香港や台湾のビジネスマンが、大陸で羽を伸ばして中国人女性の愛人を作りっているというケースも少なくない。 最近は大学を卒業しても就職が難しいこともあって、大卒の女性が愛人になる例も増えており、中国大陸全体でアルナイ人口は1000万人を下らないと伍氏は指摘する。 伍氏は「中国人幹部や香港・台湾人ビジネスマンは一人のアルナイに毎月平均で5万元(約65万円)を費やしている。高級マンションや高級車、ブランドものの化粧品や洋服、あるいは高級レストランで食事をさせ、ときには海外旅行に連れて行かなければならない」と語る。 アルナイ一人の購買力は一般の中国人女性50人に相当するといわれており、北京や上海といった大都市ではアルナイ人口は全体の5%を占め、全体の消費額の20%にも達することから、伍氏は高級品市場の3割に及ぶと試算したという。 ●中国高級車、多くの買い手は30歳前後 中国では高級車が飛ぶように売れているが、買い手の多くは30歳前後の男性だという。中国で華々しく開かれるモータ−ショー。そこにこっそりと訪れ、大金を払って高級車を買っていくのはどういう人たちなのだろうか? 新華ネットによると、その多くは「2代目御曹司か、会社の経営者」で、ほとんどの顧客はモーターショーの前に予約をしてしまうのだという。「現在の富豪は皆若く、値段もまったく気にしていない」という。 例えば、北京国際モーターショーの目玉として登場した、フランスの高級スポーツカーブランド、ブガッティの『ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSE』を購入したのは30歳前後の男性だったという。値段は4000万元(約5億500万円)だ。 ブガッティだけでなく、ベントレー、ランボルギーニ、マセラティなどの展示車を購入していく人たちは、皆30歳前後。彼らは見たところ、普通の人たちと変わらない。ただ性能と速さを追求しているようだ。 アジアで初めての発売となるBMWM5の展示場で一人の男性がスタッフと言い争いをしていた。聞けば、男性は、どれだけお金を払ってもかまわないから、この場で車にのって行きたいと主張していたのだと言う。 中国富豪の心理としては、「ただ高い物を買えば良い」ということかなのだろうか。 ★ポルシェ販売国の世界一は中国に 独高級車ブランドのポルシェAGがこのたび発表した第1四半期(1~3月期)の販売台数で、中国が米国を抜いて世界全体で1位となったことがわかった。 同社によると、第1四半期の世界全体の総売り上げは前年同期比29%増の3万231台。そのうち中国が7099台で前年同期比79%増となった。米国の6671台を上回っている。今後は各社ともに、同様の傾向になりそうだ。 中国はポルシェが進出して昨年で10年を迎えた。さらに親会社であるフォルクスワーゲングループは中国でアウディQ5の現地生産を行っているなど切っても切れない縁がある。 また、世界全体の売上高は約3億ユーロだった。 ●「中国製品」に飽き始めてきた中国人?(格差を隠蔽する WSJ記事) ・記事の紹介 中国人が「中国製」に飽きたというのは既に珍しいことではない。現在、日に日に経済的実力を強めつつある、中国の消費者の中には、国産ブランドを馬鹿にするものもいる。これは、根気強く中国に投資してきた多国籍企業にとっては良いことかもしれない。 BarclaysCapitalの報告書によると、給与収入が二桁の伸びを示した結果、中国人は物質的に豊かになっただけでなく、消費の面でも判断力を備え始めた。 つまり、生活必需品だろうと、そうでなかろうと、品質を重んじるようになり、輸入品を好むようになった。 同報告書は、こうしたことがブランドや商品開発に力を入れてこなかった国内資本にも影響を与えつつあると指摘している。中国の多く企業は低コストで安い商品をつくることで、国内外の市場を占拠した。しかし安値商品の時代が終わりを迎え、こうした企業は今後淘汰されていくだろう。 外国企業はこうした自分たちに有利な状況を利用しつつある。同報告書によると、ナイキ、アディダス、コカ・コーラ、P&G、ネッスルなどのいくつかの海外多国籍企業は中国への投資を大量に増やしつつある。 いくつか中国企業はこれを迎え撃つ準備をしている。国内の市場競争が加熱するに伴い、多くの中国企業は海外企業の買収合併を進めている。これにより、専門技術とブランドを確保することができ、販売を更に拡大することができる。 ★中国の格差 「発展しつつある中国」という感じの記事で、中国政府にとっていかにも望ましい記事と言ったところでしょうか。 間違いなく中国では経済発展に伴い、消費生活を謳歌する者もでてきており、それに伴い質も重視されるようになってきました。 ではそれに伴って、質の悪い安い商品を売る企業が淘汰されつつあるかというと、そうはなっていないのではないかと考えます。 その最大の理由が経済格差で、以前紹介したように(中国で忘れ去られた人々(写真)やある意味で中国を現す写真2題等)、経済発展から取り残され本当に貧しい生活を送っている方もかなりの数に上ります。 どうしても、そうした方々は高い商品を買うことができないので、結果として安い、品質の劣る商品(その典型がメラミンを含んだ粉ミルク)を買わざるを得ず、健康被害をもたらしたりするわけで、カネのないことが直接命に関わる生活をしています(『この世でいちばん大事な「カネ」の話』)。 多少批判的になってしまいましたが、別段私はThe Wall Street Journalの記事を批判しようと思ったわけではなく、確かにそういう一面もあるかもしれないが、あれだけ広い中国なのだから、そうした明るい面だけでなく、別の面もあると思ったが故のエントリーでした。 ノースフェイス タトラス avirex ショット トリッカーズ tumi マムート フィデリティ coach

没有评论:

发表评论